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スパンモデルシグナル転換時の特徴的な動き

これは1分足チャートにドラストFXとスパンモデルを導入したMT4の画面です。
赤い点線で囲んだ丸の中を見てみると、徐々に短期移動平均線が青色スパンを上から下抜けし、青色スパンもセンターラインを上から下抜けしています。
・黄色のライン:短期移動平均線(期間:7)
・グレーのライン:センターライン
・青いライン:青色スパン
つまり相場は弱まってきていてレートも下がっているわけですが、
最後の方で上ヒゲをつけて上昇しています。
なぜか?
それは赤色スパン(赤いライン)が上向いているから、このような動きになっています。
SigMax流スパンモデルの使い方では赤色スパンは主要なチェック項目に入れていませんでしたが、青色スパンと接近している状態の時には要チェックとなります。それはスパンモデルシグナルが転換しようとしている兆候だからです。
シグナル転換のパターンは色々ありますが、比較的このように一旦逆の方向に短時間で大きく動きヒゲをつけ逆に動いていくことがよく発生します。それは、青色スパンと赤色スパンの位置が入れ替わることでシグナルが転換するからだと思います。
実際、この図のチャートはその後、売りシグナルに転換し、スクリーンショットを撮った時点で112.203だったレートは112.10付近まで下落しました。(現時点です)
この特徴的な動きを頭に入れておくことで、スパンモデルの読み違いを回避することも出来ます。もちろん100%そうなるとは言えません。
また、これを知ることでシグナル転換の時にエントリーするチャンスを逃すことも少なくなります。
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