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リスクとリターン、そしてチョッキリ病
リスクは小さく、りーたんは大きく。
これ、理想的なトレードですよね。
リスク=損切り
リターン=利益
損切りが小さく利益が大きければ、勝負の確率は単純に50%ですから累積利益は右肩上がりです。
それが出来ない人が多いのは適切な損切りのタイミングを逸してしまうからではないでしょうか。
「損切りした後に戻ってきたら勿体無い」
「放っておけばそのうち戻って来るだろう」
こんなことを考えてしまうからです。
それを邪魔するものにこんなことがあります。
ドル円やクロス円をやる人の場合です。
とにかく色んな意味でキッチリした人が多いんです。
しかもこれらの通貨ペアって1 pip = 1銭ですから、今ここで損切ったらいくら損するか
すぐに計算できてしまいます。
利益の場合も同じです。
どうせ利益を取るならキリのいい5pips, 10pipsとか、
利益額が3,000円とか5,000円とか。
3,870円なんてなんとなく許せない気持ちにならないでしょうか?
これ「チョッキリ病」と呼んでいますが、この病気の人って意外と多いんですよね。
実は僕もです。
試しにユーロドルのようなドルストレートをやってみるといいかもしれません。
よほど暗算が得意でなければすぐに金額は頭に浮かびませんから。
それとうまくドルストレートに慣れると
ローリスク&ハイリターンに少し近づけるかもしれません。
ドル円に比べてユーロドルは平均的な1日の値動き幅が大きいです。
その分、1方向にそこそこ動いてくれます。
意識されるポイント(サポートやレジスタンス)もドル円に比べれば少ないし、
少ないせいからか多くの人が意識するので失敗も少ないような気がします。
但し、ドル円に比べると動きが激しいので、
この辺りで戻すでしょ、というドル円感覚でやると痛い目に遭います。
デモトレードで練習してみて、
良さそうだったらリアルトレードでも試してみるのも
治療薬となるかもしれません。
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